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[始めよう資産運用:実践編3]年代ごとのマネー戦略を考えてみよう!

手軽に投資を行うことができ、お金を「ふやす」ために活用できる投資信託。ではどのような考え方で、どのように、投資信託を活用していけばよいのでしょうか? ここでは年代ごとのおおまかな生活とお金のことや、それに合った投資の目安を考えていきましょう。

20代のあなたなら

この年代の世帯の家計支出は、他の現役世代(30代~50代)と比べると、食費、家賃、光熱費などの生活費の割合がどうしても大きくなってしまうのが特徴です。このため、「つかう」ためのお金が大半を占めてしまい、「ふやす」ためのお金にまわせる余裕はあまりないのが現実かもしれません。

しかし、当たり前ですが、この若い年代は上のどの年代よりも長い期間の投資が可能です。定年までに30年から40年、平均寿命まではなんと半世紀におよぶ時間が残されている、時間というアドバンテージを持つ世代です。

そんなアドバンテージを最大限に活用して、月々数千円から1万円ずつでも、投資に回し、コツコツじっくり長い時間をかけながらお金を育ててみてはどうでしょう。

長期投資が可能なこの年代なら、株式を組み入れた投資信託など積極運用のタイプを選択してもよいでしょう。たとえば、世界の株式や債券に分散投資できるバランス型の投資信託の中でも、株式の比率が高めのものなどです。コツコツじっくり時間をかけて投資することで、株式が持つ価格変動リスクも低減していけるからです。とにかく小さなお金からでも、いますぐ始めてみることが大切です。

30代のあなたなら

20代に比べ家計収入などは上がっているかもしれません。しかしその分、子供の教育費が増えてくる世代であるほか、マイホーム購入のための「ためる」お金、あるいはローンの「返済にまわす」お金などが発生するケースもでてきます。このため20代と同じように、「ふやす」にまわせるお金には限りがあるのが現状でしょう。

とはいえ、20代に比べれば「ふやす」にまわせるお金を多少は増額できそうです。それにコツコツじっくりとお金を育てる時間も十分に残されてもいます。30代も20代と同じように、株式を組み入れた投資信託など積極運用のタイプを利用して、将来にまわせる余剰資金をコツコツじっくりと育てていくことが大切です。

40代のあなたなら

この年代の世帯の家計支出の特徴は、子供の成長にともない、授業料や学習塾などの教育費の増加が目立ってくることです。実際、家計支出に占める教育費の割合は、ほかのどの年代よりも大きくなります。そのうえローンの「返済にまわす」お金がまだまだ多く残っているのが特徴です。
しかし、この年代は家族の未来の基盤づくりにとっては最も重要な時期でもあります。仕事では責任ある職務を任されるころで、それに見合ったかたちで収入の増加が期待できます。「ふやす」にまわせるお金を最大化させるために、できるだけ賢い出費と無駄の排除が必要になるかもしれません。

またこの年代であれば、定年までの期間は10~20年程度あり、投資期間も十分あります。ただし、積極的に運用するというよりは、安定的な成長を目指すタイプの投資信託、たとえば、世界の株式と債券の分散投資ができるバランス型の投資信託で、株式と債券の比率が同程度のタイプをご検討されてはいかがでしょうか。

50代のあなたなら

この年代は、一般に全年代の中で最も収入が高くなる時期といえます。とはいえ、一般的に子供が大学に入学する世代であることもあり、50代前半は学費の比率が急速に増える傾向にある一方、50代半ば以降は、子供たちが独立していくことで、子供に関する費用の割合が下がる傾向にあります。
いずれにしても50代は人生で最も高い収入を得られるほか、教育費をはじめとした子供の養育費から解放されはじめる時期です。また、豊かな人生を楽しむために、新しい趣味を持ちはじめる世代かもしれません。資産形成という点においては、働きながら老後に備えるラストスパートの時期といえそうです。

その意味では、すぐには使う当てのない余剰の資金があるならば、40代同様にできるだけ「ふやす」お金にまわすことが重要です。ただし、老後のために備える時間も多くはとれないことから、安定運用のタイプを利用したいところです。たとえば、世界の株式と債券に分散投資できるバランス型の投資信託で、株式よりも債券の比率が高い、比較的リスクを低減したもので、しっかり運用していくといいでしょう。

リタイア世代のあなたなら

50代で引退される方、60歳で引退される方、70歳になっても現役の方もいれば、一度引退して再就職する人もいるでしょう。リタイアメント(引退)時期に関する考え方は人それぞれですが、いずれにしてもリタイア後は、これまでコツコツじっくりと育ててきた資産を有効に「つかう」側に回り、それまで以上に人生を存分に楽しむことを優先させてほしいものです。
欧米人に聞けばリタイア後のためにこれまで働いてきたという人が多いようです。リタイア後には、美しい自然に囲まれたリゾート地や田舎に引っ越すケースも少なくないようです。

ただし、長寿の国に生きるわたしたちは、リタイア後の期間が長くなることも忘れてはいけません。積極的な運用をしないまでも「つかう」お金、「楽しむ」お金などを考え、次の楽しみのためにとっておけるお金は、安定運用を行うのもよいでしょう。

※上記はご参考として年代ごとのおおまかな特徴を例示したものであり、すべてのケースにあてはまるものではありません。また、グラフはイメージであり、具体的な資産配分を推奨するものではありません。


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