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[始めよう資産運用:応用編2]「長期投資」という手法

投資を始めると、日々の価格の動きが気になってソワソワしてしまう方もいるかもしれません。値上がりしている時はいいのですが、もし大きく値下がりした場合などには、眠れなくなってしまうような日もあるかもしれません。

「長期投資」とは、その名の通り、一度投資を始めたら、日々の値動きに一喜一憂せず、腰を据えて長い目で資産が育っていくのを見守るという方法です。長期スタンスで投資を続けることでいくつかのメリットがあります。

長期に保有することでリスクを抑えることができる

下のグラフは、ある金融商品の保有期間別の年平均収益率を示したものです。
1年間保有した場合、最大収益率は65.04%、最小収益率は-45.44%と、値動きのふれ幅は約110%にもなり、リスクが極めて大きくなっています。
それが保有期間が長くなるにつれて、値動きのふれ幅は小さくなる傾向にあります。つまり、長期に保有することによって、リスクが抑えられているということです。
ただしあくまでも1年当たりの平均のふれ幅が小さくなるということであって、累積の価格変動のふれ幅は1年間の場合よりも大きくなる点には注意が必要です。

保有期間別の年平均収益率(1990年12月末~2014年12月末)

「複利効果」というメリット

長期に保有することで複利効果が期待できます。複利効果とはリターンがリターンを生む効果です。長期間投資を続けていると、たとえば、途中に発生する利子や分配金などを再投資することができ、利子や分配金が収益を生む源泉となる可能性があります。また、投資元本に加え、投資で得た利益が投資元本に加わることで、資産が値上がりした場合には、その分高い投資成果を得ることができます。こうした複利の効果も長期投資の大きなメリットです。

下のグラフは、100万円を年利5%の金融商品に投資をし、ひとつは利子や分配金を引き出さずに再投資を続けた(複利効果を利用した)場合、もうひとつは利子や分配金を毎年引き出した(複利効果を利用しない)場合の投資成果を示しています。このグラフから、資産が値上がりした場合には、複利効果を利用したほうが、大幅に資金が増えているほか、長期投資になればなるほどその威力が増しているのがわかります。
ただし、マーケットが逆の方向に動いた場合、結果が逆になるリスクがあることには注意が必要です。

複利効果を利用した場合と利用しない場合の比較(100万円を年利5%で運用した場合)


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