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[投資信託丸わかり]トータルリターン通知ってなに?

「投資信託を保有しているけれど、結局いまどのくらい増えているの? それとも、減っているの?」
そう思ったことはありませんか?

お持ちの投資信託の運用がどのくらいプラスになっているのか(利益を出しているのか)、あるいはマイナス(損失)になっているのか、すなわち損益の状況を知るには、次の3つを確認する必要があります。

  1. 日々の値動きによって変動する投資信託の基準価額をもとにした評価金額。
  2. これまで受け取った分配金の総額。
  3. 投資信託を一部解約したことがある場合は、売却金額の総額。

これら(1)(2)(3)を合計して、そこから購入額を差し引けば損益がわかります。購入額とは、積立や追加購入などで購入回数が複数ある場合は、そのトータルの金額になります。

しかし、これらの金額を投資家自身が把握し、算出するのは煩雑で難しいといわれていました。

そこで2014年12月1日にスタートしたのが、トータルリターン通知制度です。 初回購入日から現在までの全期間を通じて、追加購入や分配金なども含めたトータルの損益を投資信託ごとにひと目でわかるように、販売会社から通知するサービスです。

トータルリターンとは?

トータルリターンは、(1)投資信託の現在の「評価金額」、(2)これまでに受け取った分配金を合計した「累計受取分配金額」、(3)これまでに一部解約した売却金を合計した「累計売却金額」のトータルの金額から、(4)購入した金額の合計である「累計買付金額」を差し引いて算出します。

具体例で見てみましょう。
AとBの2つの投資信託があり、どちらも1万円で購入したとします。
1年後、Aの評価金額は1万2,000円になり、その間、分配金として毎月50円、合計600円を受け取りました。
一方、Bの評価金額は1年後8,800円になり、分配金として毎月100円、合計1,200円を受け取りました。

この場合、Aの1年間のトータルリターンは、
(1万2,000円+600円)-1万円=2,600円
となります。

Bの1年間のトータルリターンは、
(8,800円+1,200円)-1万円=0円
となります。

なお、いずれも手数料や分配金にかかる税金は考慮しておりません。
たとえ分配金額が多くても、トータルリターンで見た場合、プラスマイナスゼロとなること(場合によってはマイナスとなること)もあるのです。

トータルリターンは評価損益と異なる

ちなみに、投資信託の損益には、もうひとつ評価損益(譲渡損益)という指標があります。
しかしこちらは、トータルリターンとは全く異なる指標で、課税計算に用いられるものですので、注意が必要です。


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